変わりゆく就職活動をめぐる視点

就職氷河期と言われた時期を経て、年々険しさも半端ではなくなってきた、大学生や社会すべての人が向き合う就職活動です。

就活という略称で世の中を闊歩していたその厳しさも極みを見せてきたと思いきや、最近見聞きした就活関係のニュースからまたちょっと違う兆しを見せ始めたことが分かりました。

企業が優位だった就職活動と学生の立場が逆転し、今や人手不足により、反対に企業側が柔軟な姿勢で学生さんに対処する姿勢がないと、企業の存続自体が危うくなるほどの時代に変化してきている模様です。

職場という場所がそもそも癒しを求める場所どころか、基本的には労働力を提供し、それに対しての報酬を受け取る場所です。

しかしながらここ何年かの労働市場をめぐるニュース報道は壮絶で、過剰なほど厳しいノルマに対して割に合わない手当しかもらえなかったり、パワハラや理不尽が横行したり、お金をめぐる利害関係の下で穏やかにお仕事ができるような職場はごくわずかなのが現状です。

このような現状から、就職なんてしたくなくなる学生さんが増えつつあることもある意味自然なのでしょう。

本来、誰もが生きていくために仕事をするはずが、地獄のような仕事をするために生きているような感覚になるとは本末転倒です。

そんな中で聞いた大学生の就職活動への姿勢の変化を含めたお仕事にまつわるあらゆるニュースは、もはや就職活動という言葉自体時代遅れになってきていることを告げているようでもあるように感じました。

労働市場の現状についてのあらゆる報道が取り沙汰される中、学生さんたちが企業の募集要項に書かれた内容を見ては「ずいぶんと体裁を整えたきれいごとのような労働条件が書かれているようだけど、果たしてこの内容は現状どこまで本当なのかな?

どこまで信頼できるのだろうか?」と、鵜呑みにせずきちんと疑う視点があることも知り、学生さんの健康的な姿勢には安心感を覚えました。

人生の中で長い時間とエネルギーを費やすお仕事のことだからこそ、仕事の充実はそのまま人生の充実に直結する問題として、私も自分の視点を持ちながら働き方の世の中の動きを捉え続けたいと思います。

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