イニシエーションラブ、3人目のたっ君

最近アラフォーの友達から薦められて読んだ「イニシエーションラブ」という小説がめちゃくちゃ面白かったです。一度目に読むときは何てことない恋愛小説なんです。友達が「絶対に最後のページから読んではダメだからね!」と念を押していたのでそこは絶対に守ったのですが、なぜかというとラスト2行で物語がとんでもなくひっくり返ってしまうなのです。いやー本当にびっくりしました。寝ころんでイニシエーションラブを読んでいたのですが、飛び起きましたからね。

ネタバレしてしまいますが、単純な恋愛小説でマユちゃんの彼氏のたっ君が浮気をして、マユちゃんがふられてしまって終わりと思いきや、実はたっ君は二人いてマユちゃんの二股だったという話なのです。マユちゃんは浮気がばれないように一人目の彼氏は辰也でたっ君と呼んで、もう一人の彼氏の鈴木夕樹君のことも無理やりたっ君と呼ぶという技を使っていたのです。小説を読んでいる間は辰也に浮気されてマユちゃんが可哀そう!と思っていたのですが、最後に大どんでん返しになるのです。

小説の随所にたっ君が二人いるというトリックが分かるように書かれているのですが、最初に読んだ時には気づけなかったですね。二度目にその痕跡を探しながら読むのもすごく楽しいです。でもそうやって2度目にイニシエーションラブを読んでいたらふと疑問が沸いてきました。「もしかしたら3人目のタッ君がいるのではないか?」
そうなんですマユちゃんは辰也の子どもを妊娠して堕胎しているのですが、辰也の方では「覚えがない」と2度も小説の中に書かれているのです。

ここからは私の妄想ですが3人目のたっ君は手品が得意な北原こときんちゃんではないかと思うのです。何故かというと初対面の合コンで、マユちゃんが「ナルオカマユです」と自己紹介した時。小説ではそこで北原が当意即妙な受け答えをしたと書いてあるにも関わらず、北原は「ナリオカさんの誕生日を祝って」と言ってしまい友人に「ナルオカだよ!」と突っ込まれます。でももしこれが本当に当意即妙な受け答えでわざと間違えたとしたら、、実は前から知り合いだったのに知らないふりをするためにわざと名前を間違たのでは?なんて思いながら2度目のイニシエーションラブを読み終わりました。

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